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社長っぽいところを見せるブログ

株式会社マンハッタンコードのCEO的なことを書く企画

悪質なインターン募集にご注意ください

最近、専門学校生や大学生などの学生と交流させてもらう機会が増えてきました。 その中でよく耳にする言葉が「インターン」という言葉。

インターンシップ(英: Internship)とは、特定の職の経験を積むために、企業や組織において労働に従事している期間のこと。 wikiより

原則的にインターンは無給

ヨーロッパにおいてはインターンの半数は無給。 45%は生活するのに足りず両親などから支援を必要としているそうです。 アメリカでは150万人いるインターンのうち3分の1から半数が無給です。 ただしアメリカにおいては「インターンなしでまともな企業に就職することはありえない」という文化があります。 なので様々な援助を受けながらでもみんな必死にインターンに行っています。 暗黙的に就職の一次選考と考えられていると言っても過言ではありません。

「無料労働力」問題

アメリカで問題になったのはインターン生を「無料労働力」として使い捨てている企業が増加したことです。 インターンは100%企業が雇用してくれるわけではなく、就職できなかった側にしてみれば単なるただ働きです。 学生研修生は労働組合に入れるわけでもありませんので深夜まで残業させられることも多々あります。 このため各企業が就職したい学生の立場を利用して過度な労働やインターン間の競争を要求することが社会問題となっています。 日本においても外資系企業から始まった大学インターン制度は一般企業でも慣習化し始めています。 同じように安い人件費で営業活動を手伝わせることで問題になっていることも多々見受けられます。

実際のところどうなのか 〜会社側

起業をして実際に会社を立ち上げてみたところ、普段お世話になってる転職系人材エージェントの人たちから言われることはありました。 「インターンを募集してみてはどうだろうか?」「アルバイトと同じ感覚ですよ」 人材を必要なところに調達するのが彼らの商売なので、助言自体に悪いことは一切ありません。 大学や専門学校と繋がりがないところは彼らエージェントから紹介してもらえるだけでも嬉しいという意見を聞くこともあります。 そうして良い人材と知り合うことができ、縁が続いて自社に入社していただけるというのはとてもありがたいことです。 ということは、問題が起こるとなると可能性が高いのはインターン先の企業ということになります。

実際のところどうなのか 〜学生側

知り合いのインターン経験した学生からお話を伺うと、とてもいい影響を受けている事実があります。 実際にインターンに行った企業へ就職したという話はよく聞きます。 興味がなかった業界だったけど知り合った社員さんが良い人だったから。ということも聞きます。 就職する前に仕事の内容を知ることができるのはとてもいい制度だと思います。

ですがやはり一部で悲しい話を聞きます。 インターン生に対してこんな言葉を使う人たちもいます。 「〜だったら社会に出ても通用しないぞ」「うちの会社に入りたいんだったら〜をしないと」 などなど、パワハラだろうと思われることもチラホラとあります。 弱い立場の人に対して強い言葉を使うのはとてもみじめなものですね。 こんな言葉を使われた場合には即座に撤退するのをお勧めします。 必ずと言って良いほど「途中で撤退するなんて!うちの業界に情報を流しておいてやる!」といった具合に捨て台詞を使ってきますが心配いりません。 こんな言葉を使う人たちにパワーのある業界など行かない方が身のためです。 私の業界でこんな言葉使ったら、使った方が干されます(苦笑い)

見分ける方法はないのか?

個人的に問題を起こしそうな企業を判別する方法としては企業の雇用方式を見てみるといいと思います。

正社員雇用に試用期間を設けている

問題が起きやすい会社で設定していることが多いです。 小さい会社でも問題は毎日たくさん起こります。 社員さんとはその問題を一緒に乗り越えていくものです。 ところが、問題が多すぎたり、大きすぎたりする会社の場合は試用期間を設けていることが多いです。 ただし雇用対象者の方にじっくりと会社を選んでいただきたいという性善説により設けている会社もあります。

企業規模の割に雇用形態が複雑

従業員が1万人を超えるような大企業さんは正社員の他にもパートアルバイト、嘱託社員などたくさんの雇用形態があります。 働く人が多い分、働き方にも種類があるということですね。 しかし従業員規模が30人に満たないような企業でも時折、複雑な雇用形態が見受けられます。 定年後の再雇用があるわけでもないのに準契約社員契約社員を分けてあるのはかなり特殊な会社です。 もちろん働く人たちの多様性に合わせるためという正当な理由もありますので気になったら聞いてみましょう。

まとめ

私はインターンは良い制度だと思います。 無給だからこそしっかりと研修や研究をすることができる強みはあります。 お金をもらってしまったら下手に残業することもできない場合も沢山あります。 知りたいことを知りたいだけ知れる機会や環境というのは中々手に入れられるものではないです。

悪質なインターンは存在しますが、よくよく周りの方々と相談し、情報を集めてみてください。