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社長っぽいところを見せるブログ

株式会社マンハッタンコードのCEO的なことを書く企画

世の中の半数以上がシステム開発にスーツは必要ないと考えている

IT ビジネス 生産性

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注意:今回は完全にポエムです

仕事でこんな話がありました。 営業「常駐する現場は私服なんですけど、事前の打ち合わせにはスーツを着てきてほしいです」 ふと疑問に思いました。

疑問「なぜシステム開発にスーツが必要になったのか」

エンジニアといえば作業着です。 動きやすいよう、汚れてもいいよう、制服だからなどと様々な理由がありますが、「エンジニア=スーツ」という式はあまり聞いたことがありません。 昔、親戚の会社に出入りしていたNECの方もスーツではありませんでした。 一体なぜ日本ではシステム開発にスーツが必要になったのでしょうか。 そしてどこに需要があるんでしょうか。

スーツ屋としては純粋に腹立った

私は実家が紳士服小売を営んでいます。 おしゃれを提供している側からすると、スーツを単なる作業着として考えられることが非常に悲しかったのです。

スーツを正しく着用すると必ず男っぷりが上がります。 「スーツ2割り増し」なんて言葉もあります。 スーツはおしゃれを楽しむものであって欲しいという考えなので、ぜひとも作業着として着用されるよりも、デートや社交場などで楽しんでいただきたいと。

また、ずっと椅子に座り続けて作業するのにスーツのスラックスは向いてません。 当然ですが立っている時よりも座っている時の方がお尻や太ももの裏側への負担は高くなります。 スラックスの生地がダメージを負うのでスーツが早くダメになります。 スーツは会社で支給されるものではないのでエンジニアさん個人の出費がかさむ原因にもなります。

さらに経験上の話

※これは私の経験の話であって必ずしも世の中が全部同じとは限りません。

1、スーツ着用がダサすぎる

スーツ着用を要求される現場での「正しいスーツの着用」をされている方がほぼ皆無でした。 本来男っぷりをあげるアイテムをここまで馬鹿にして着れるのかと衝撃を受けたこともあります。

肩も胸元も体に合っていないジャケット、変色した白いワイシャツなどなど。 ボタンダウンじゃない襟のシャツ+ノーネクタイでクールビズは仕事終わりの居酒屋です。 だらしがなく見えるのであればスーツ着用は逆効果なんじゃないかと思います。

2、スーツで開発力の無さを隠そうとする

スーツ要求現場はチームの全体的にエンジニアスキルが低かったです。 そのウィークポイントを露見しない対策としてか「スーツを着用」を要求しているのかと思うことがありました。 それはマネージャクラスの方が新人エンジニアさんに「技術力がないなら、身だしなみくらいはしっかりしてくれよ!」と発言していたのを目の当たりにしたからです。

本来であればこのマネージャさんとして正しいのは「どうしたらチームの開発力が向上するのか」を考えて行動することです。 振り返りPDCAサイクルを回す、勉強会を開催する、デキるエンジニアを連れてくるなど対策行動は沢山あります。 これを誤魔化しているので何か違った方向に進んでしまっているのだなと素直に感じました。

というわけでアンケート

何はともあれ世間を知らないと、これ以上は何も考えれないと思い立ちTwitterでアンケートを実施しました。 総回答数9,667票で、非常にたくさんの方々にご協力いただきました。 誠にありがとうございました。

アンケート結果

必要:13% 不要:54% できれば必要:16% できれば不要:17%

世の中の半数以上の方々がシステム開発にスーツは不要と考えていることがわかりました。 不要とできれば不要を合計すると71%もの人が不要と考えていました。

意見・コメント

たくさん回答いただいたので様々な意見がありました。

1位:お客さんに合わせて

最も多かったご意見がこちらです。 「お客さんと打ち合わせをするのに必要」「お客さん先で常駐するのに必要」などのご意見をいただきました。

2位:制服としての利用

次点で多かったのがこちらです。 「支度をするときに考えなくていいので効率向上する」「センスのダサさを気にしなくてもいい」「オンオフの切り替えができる」などのご意見をいただきました。

3位:場面による使い分け

クライアントとの打ち合わせ時はスーツ、開発時は私服という使い分けをされている方も多かったです。

番外編

「女性の中にスーツに喜ぶ方もいる」2票 「スーツ買うお金を技術書買うお金に回したい(回したらいいのに)」 「ファッションは時代で変わるのだから、変えた方がいい」 「スーツだと身体が痛くなる」 「スーツだと動きにくい」 「自分の演出のために着用している」 「モビルスーツならあったほうがいい」 「non! (,,゚Д゚)∩」(ハンズアップ)

まとめ

「スーツでシステム開発」を廃止するには「お客さんにアピールする」のが一番効果的な施策であることがわかりました。 また「スーツだと動きづらい」「スーツだと身体が痛くなる」などといった生産面に直結するような理由もありました。

世の中の半数は不要だと考えており、生産性が低下する要因と成りうるのであれば、ぜひともお客さん側にご理解いただけるよう、自分の周りから動いていきたいと思います。

お堅い企業の人とか役所の人とか見てるー? よろしくねー!

生産性に関する5つのスピードを向上させるための具体的な取り組み

生産性 ビジネス IT アプリ開発

CEOとしてではないのですが2017年に設定した個人的な研究テーマが「生産性」です。 生産性を定義すること、生産性を向上させることができるのが今年のゴールです。 弊社では生産性をまず「スピード」と位置付けしました。 具体的にはスピードとはどのようなものがあるか具体的に書きたいと思います。

1、レスポンスのスピード

誰かに何かを頼まれた時や、確認の時のレスポンスのスピードです。

向上させるために取り組んでいること

  • 社内での電子メールの使用を止め、主にチャットツールを導入

弊社はSlackを導入しました

  • ライトな返事を返えせるような文化作りを実施

「ほい」「了解っす」でおk、絵文字のみでもおkにしました 返事が返ってきているかの確認に時間を割く方が時間の無駄遣いです

  • 早く反応することがいい文化作りを実施

早く反応してくれた人たちに「助かった」と感謝する 反応が遅かった人たちに「返事返しにくかった?」と反省する

2、着手のスピード

新しいことに挑戦することや、悩んだ時に頼るものは「手を動かして結果を得ること」です。 着手までのスピードが遅いと結果が出るスピードが遅く、反省や判断もできないため生産性が鈍ります。

向上させるために取り組んでいること

  • 一緒にやる文化作りを実施

人はやったことないことや、知らないことに不安を感じます なので出来る限り一緒にやります 私が出来る時は私がやりますし、私が出来ない時は「誰々とやってみて」と調整してあげます

  • 結果を出したことではなく、手を出したことを評価する文化作りを実施

初めて挑戦することに結果や成果なんて求めてもほぼ無駄です それよりもそんなことにまで手を出しているんだという行動の方が重要です

  • 小さく始める文化作りを実施

エンジニアリングの世界でも同じで、最小構成のものを作ってもらうようにします いろいろと考えたりするよりも実際のソースコードで学ぶことの方が多いです

  • 失敗してもいい文化作りを実施

失敗してもいい文化を作ることで作業者の精神的な負担を軽減します 「失敗したら責任を取るのは私」ということを常に口に出して言っています

3、作業のスピード

要件定義、デザイン決め、設計、コーディング、テストなどなど作業は山ほどあります。 この1つ1つの作業のスピードが早くなることは生産性を向上させることになります。 一般的に業務の効率化と言われてるものがこれに当たると思われます。

向上させるために取り組んでいること

  • 無駄なものは徹底的に排除して必要なものだけ作る

要件書、設計書、定義書、進捗管理表などなど必要なものは枚挙に暇がありません 全部対応していたら時間がなくなります。よって必要になったら作るという文化にしています 定文化、標準化もしてません。その時に必要なことは事柄によって全て違うからです 紙やホワイトボードで十分で、スマホで写真を撮ってSlackに流して終わりです

  • 人間が集中できる時間は1時間が限度

1流のプロスポーツ選手だとかは違うのかもしれませんが、我々のような一般人は1時間も集中できればすごいことです 生物的な構造を超えるような要求はしません、できることをやるだけです

  • ドキュメントの読み込みスピードを向上させる

弊社では本を読むのが遅い、読む習慣がないという人が過半数でした なので本の読み方というのを伝授しました テキストのリードが早いということは圧倒的な作業時間の短縮になりました

  • 調べるスピードを向上させる

エンジニアだけじゃないかもしれないですが、ググるスピードが早くなると作業時間は短縮されます Googleのツールの使い方、調べた後の情報の処理のさせ方などなど 細くて馬鹿らしいかもしれませんが必ず教えています 知っていてやらない選択を取るのは個人の自由ですが、組織として知っておいて欲しいからです

  • 会話の練習をする

伝わりやすい、伝えやすい文章を伝授しています。特別なことはしてませんし、専門用語も使いません 主語を明確にして、5W2Hを単純化しているだけです 小学校で習うレベルの日本語の文章作り、それを会話に応用するを練習しているだけです

4、学習のスピード

次々に新しい技術が出る業界でもあり、iOSAndroidができるからといってアプリが作れるとは限りません。 サーバやインフラの技術を体得することでエンジニアとしての価値も上がります。 弊社では技術だけではなく全員がビジネスマンになることを目指しているので、ビジネスの知識も習得しています。 学習のスピードが向上することで作業のスピードも相乗的に向上します。

向上させるために取り組んでいること

  • 「教える」文化作りを実施

学習において最も効率が良いものは「人に教えること」です 弊社ではセミナーを開催したり、ITに興味がある人と出会うと勉強会などで社員が教えています

  • ライトに発表できる機会を設ける

Twitterやブログの開設を推奨し常にネタを探せる、提供できる環境を用意しています オフラインでの行事の中でも突発的にLTを始めるなどの機会設置も積極的に行っています

会社のためとか意味がわかりません。超個人的なことの方が人間動きます 超個人的なPDCAのために弊社は全力でバックアップしています

5、決定と決断のスピード

どんなに作業スピードが速くなっても決断や決定が遅かったら致命傷です。 これが命取りになって頓挫してしまうプロジェクトやビジネスなんで死ぬほど見てきました。 決定と決断は係数で「結果=決断(作業量/作業スピード)」という式で表すことができます。 決断が早ければ早いほど結果への影響力は計り知れません。 決定8割、実行2割の比重を持ってもおかしくありません。 超重要。

向上させるために取り組んでいること

  • 決めることを話し合う文化作りを実施

「決める」という目的を持ってミーティングだとか、会話をすることに注力しています 決めないのであれば「雑談」という位置付けにして適度なところで散会しています

  • 責任を明確にして、自由を作る

「〜の作業には責任を持ってもらいたい、その代わり自由にやってください」とお願いしています やり方が決まっていて責任だけ取らされることに人はメリットを感じません 自分の自由なやり方で結果を出せる方が失敗した時も自分のこととして振り返りしてくれます 自分に責任があるので決めるまでのスピードも速くなります

  • 松岡修造方式を採択(個人的なやつ)

彼は外食時のメニューを30秒以内に決めるそうです それは彼が決断が遅くて試合で結果を出せなかったことに由来しているそうです 日常の中でも練習できるようにと始めたそうです 食事は1日に2〜3回はします そのメニューを決める決断の練習は1日に2〜3回出来るのです ということは1年で700〜1200回は出来ます 決断するのが上手にならないわけないと考えて個人的に導入しました

まとめ

「時は金なり」という言葉があります。ビジネスにおいてスピードは非常に大事な要素です。 お金は後になってからでも稼ぐことはできますが、どんなにお金を払っても時間は元に戻りません。 弊社ではスピードを意識して行動することが自分たちにどれだけ恩恵をもたらすかということを常に考えています。

他にも生産性につながるスピードを見つけたらどんどん追加していこうと思います。 良い取り組みなどありましたらご教示いただけると幸いです。

悪質なインターン募集にご注意ください

最近、専門学校生や大学生などの学生と交流させてもらう機会が増えてきました。 その中でよく耳にする言葉が「インターン」という言葉。

インターンシップ(英: Internship)とは、特定の職の経験を積むために、企業や組織において労働に従事している期間のこと。 wikiより

原則的にインターンは無給

ヨーロッパにおいてはインターンの半数は無給。 45%は生活するのに足りず両親などから支援を必要としているそうです。 アメリカでは150万人いるインターンのうち3分の1から半数が無給です。 ただしアメリカにおいては「インターンなしでまともな企業に就職することはありえない」という文化があります。 なので様々な援助を受けながらでもみんな必死にインターンに行っています。 暗黙的に就職の一次選考と考えられていると言っても過言ではありません。

「無料労働力」問題

アメリカで問題になったのはインターン生を「無料労働力」として使い捨てている企業が増加したことです。 インターンは100%企業が雇用してくれるわけではなく、就職できなかった側にしてみれば単なるただ働きです。 学生研修生は労働組合に入れるわけでもありませんので深夜まで残業させられることも多々あります。 このため各企業が就職したい学生の立場を利用して過度な労働やインターン間の競争を要求することが社会問題となっています。 日本においても外資系企業から始まった大学インターン制度は一般企業でも慣習化し始めています。 同じように安い人件費で営業活動を手伝わせることで問題になっていることも多々見受けられます。

実際のところどうなのか 〜会社側

起業をして実際に会社を立ち上げてみたところ、普段お世話になってる転職系人材エージェントの人たちから言われることはありました。 「インターンを募集してみてはどうだろうか?」「アルバイトと同じ感覚ですよ」 人材を必要なところに調達するのが彼らの商売なので、助言自体に悪いことは一切ありません。 大学や専門学校と繋がりがないところは彼らエージェントから紹介してもらえるだけでも嬉しいという意見を聞くこともあります。 そうして良い人材と知り合うことができ、縁が続いて自社に入社していただけるというのはとてもありがたいことです。 ということは、問題が起こるとなると可能性が高いのはインターン先の企業ということになります。

実際のところどうなのか 〜学生側

知り合いのインターン経験した学生からお話を伺うと、とてもいい影響を受けている事実があります。 実際にインターンに行った企業へ就職したという話はよく聞きます。 興味がなかった業界だったけど知り合った社員さんが良い人だったから。ということも聞きます。 就職する前に仕事の内容を知ることができるのはとてもいい制度だと思います。

ですがやはり一部で悲しい話を聞きます。 インターン生に対してこんな言葉を使う人たちもいます。 「〜だったら社会に出ても通用しないぞ」「うちの会社に入りたいんだったら〜をしないと」 などなど、パワハラだろうと思われることもチラホラとあります。 弱い立場の人に対して強い言葉を使うのはとてもみじめなものですね。 こんな言葉を使われた場合には即座に撤退するのをお勧めします。 必ずと言って良いほど「途中で撤退するなんて!うちの業界に情報を流しておいてやる!」といった具合に捨て台詞を使ってきますが心配いりません。 こんな言葉を使う人たちにパワーのある業界など行かない方が身のためです。 私の業界でこんな言葉使ったら、使った方が干されます(苦笑い)

見分ける方法はないのか?

個人的に問題を起こしそうな企業を判別する方法としては企業の雇用方式を見てみるといいと思います。

正社員雇用に試用期間を設けている

問題が起きやすい会社で設定していることが多いです。 小さい会社でも問題は毎日たくさん起こります。 社員さんとはその問題を一緒に乗り越えていくものです。 ところが、問題が多すぎたり、大きすぎたりする会社の場合は試用期間を設けていることが多いです。 ただし雇用対象者の方にじっくりと会社を選んでいただきたいという性善説により設けている会社もあります。

企業規模の割に雇用形態が複雑

従業員が1万人を超えるような大企業さんは正社員の他にもパートアルバイト、嘱託社員などたくさんの雇用形態があります。 働く人が多い分、働き方にも種類があるということですね。 しかし従業員規模が30人に満たないような企業でも時折、複雑な雇用形態が見受けられます。 定年後の再雇用があるわけでもないのに準契約社員契約社員を分けてあるのはかなり特殊な会社です。 もちろん働く人たちの多様性に合わせるためという正当な理由もありますので気になったら聞いてみましょう。

まとめ

私はインターンは良い制度だと思います。 無給だからこそしっかりと研修や研究をすることができる強みはあります。 お金をもらってしまったら下手に残業することもできない場合も沢山あります。 知りたいことを知りたいだけ知れる機会や環境というのは中々手に入れられるものではないです。

悪質なインターンは存在しますが、よくよく周りの方々と相談し、情報を集めてみてください。

若いうちは何をやりたいかってことよりも、どんな人になりたいかを考えて欲しい

IT ビジネス

先々週、私が数年前にSIerにいた時の先輩と食事に行きました。 先輩は私たちがかつて共に働いていた会社を退社されて、別のSIerの会社に転職されていました。 私は元々自分が居た同族嫌悪もあってSIerの適当な仕事ぶりが嫌いです。 先輩のことは好きなのですが、先輩の言ってたSIerの内部事情が理解できなかったので 記事にしてまとめてみたいと思います。

先輩

技術的な専門学校を卒業後、中堅SIerに就職。 10年勤めた後に、同じようなSIerに転職。

理解できなかったこと1、設計しているのに使用している言語を知らない

同僚だった当時、先輩はJavaを使って現場でプログラミングをしていました。 私は現場が開発の現場ではなく、運用のマネジメントの現場だったので先輩を羨ましく思ってました。 技術をつけたくて自分でプログラムの勉強していた私に先輩は「有志の勉強会を作るか」と声をかけてくれた方です。 その勉強会のメンバーがきっかけで私はフリーのエンジニアになりました。

その先輩が「俺はもうプログラムはやらない、設計とか人員管理がメインの仕事だ」と言ってました。 「なんで?」と私が聞くと、先輩は「業務設計とか上流の方が楽しい」と。 ちょっと意地悪だと思いましたが、そんな先輩に「じゃあ今作ってるシステムの言語は何でやってるんですが?」と質問しました。 「Javaだよ」と答える先輩に「バージョンは?」と聞きました。 先輩は困りながら「意識してないな」と苦笑いして返事をしてくれました。

プログラミングをしていなくても我々はプロのシステム屋です。 プロのシステム屋としてJavaのようにバージョンが違えばソースの設計思想が全く変わってしまうものには非常に気を使っています。 これはシステムが使用するアーキテクチャ選定の時に必ずといっていいほど議題に挙がります。

「上流の業務設計、要件定義が楽しい」と言っていた10年以上業界に経験のある先輩が、 お茶を濁していたのはショックでしたがSIerの多くはそんなものです。 SIerにも業界や業務知識、システム的な知識を兼ね備えているエンジニアが居ないわけではないです。 ですが彼らの多くは自分の知識や技術を研鑽する環境や、時間を持っていないのです。 私がSIerを嫌っている大きい理由の1つがこれです。 先輩もかつては同じように「そうならないようにしたい」と言っていましたが、環境が彼を変えてしまったのだと思います。

理解できなかったこと2、働いているのにお金を稼ぐ気がない

先輩に「その仕事を続けていて、何年後にいくらもらえるようになっているのですか?」という質問をしました。 先輩は「今に満足しているからお金のことはそんなに必要だと考えていない。けど年収600万貰えたらいいよね」と答えてくれました。

かつて先輩は私に「自社の営業がエンジニアを高く売れるように技術を磨く」ということを教えてくれました。 私は全ての現場でどんなことをしたらお金が貰えるのだろう、今よりも高く評価されるにはどう行動すべきかを考えてきました。 会社員であっても、エンジニアであっても、ビジネスマンであることには変わりません。 どんなに綺麗事を並べてもお金が稼げなければご飯を食べることはできませんし、パソコンを買うこともできません。

仕事をする限りはお金を稼ぐべきで、お金が必要ないならボランティアでやるべきです。

反面でお金の亡者になれとは言いませんが、稼げない仕事や作業を続けて或る日突然稼げるようになることはまずありません。 技術や経験はいつか役に立つことはあると思いますが、お金の方が圧倒的にあらゆる場面で役に立ちます。 家族を養い、子供を育てるにはお金が必要です。 先輩の提示してきた年収600万では首都圏で家族を養ったり、子供を育てたりするのには難しい収入です。

日本で子供2人を育てるためのの適正年収を調べたら驚きの結果だった! | 営業マンが進化する方法

厳しいことを言うかもしれませんが、お金を稼ぐ気がないのであればビジネスからは撤退するべきです。 先輩は会社のために一生懸命働いていると思いますし、私は人間的にはとても好きです。 私がこんな批判的なことを面と向かって言っても、ちゃんと話してくれたり笑ってくれたりします。

現役の学生に教えてもらった驚くべき4つの事実

IT ビジネス

今週は月曜日と火曜日に学生と夜ご飯を食べに行く時間がありました。 その時に知ったことを記事にまとめてみました。

一緒にお食事させてもらった人

注意:双方とも男性ですし、いかがわしい目的は一切ありません。

月曜日:IT系の専門学校生19歳

Twitterで出会った人

火曜日:東大教育学部の大学生19歳

弊社のセミナーに来てくれた人

事実1、中高生は「時間がない」

これが一番衝撃でした。 毎日学校に行くということ、塾や受験勉強、部活にバイトをしていると 時間がいくらあっても足りないと考えている中高生が非常に多いそうです。 「学生なんだから暇な時間があるだろう」という乱暴な意見は 今の学生と同じ生活をしてみたらわかると思います。

事実2、高校生以上のスマートフォンの所有率は90%超だけど、PCはほぼ使わない

中学生だとまだばらつきがあるそうですが90%とはすごい数字ですね。 私が高校生だった頃から考えるとかなり普及していると言えます。 だけどほとんどの人がPCを使わないそうです。 ものによっては効率が上がるものが沢山あるのになぜ使わないんでしょうね。

事実3、100%の学生がスマホは悪だと言われた経験がある

これは我々IT業界にとっては死活問題だと思います。 学校の校長先生をはじめとして、先生から学生は「スマホは持つことが悪」と教えられているそうです。 学生5000人を対象に行ったアンケートでは「先生からスマホを持っている、 またはスマホを使うことは”悪”だと言われた経験がある」と答えた人は驚異の100%だったそうです。 これから学習指導要領にプログラミングが盛り込まれるとのことですがとても心配ですね。

小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ):文部科学省

ちなみに東京にある品川女子学院iPadに限っては授業中でも使うことが認められているそうです。 教育にも格差が生じているケースですね。

事実4、学生の方がちゃんと時系列を入れて将来や未来を考えている人のが多い

今回お話しさせていただいたお2人はビジネスを考えておられたので当然のことといえば当然なのですが。 「1年後には〜をしていたい」「〜月までには〜をしている」と行動なさってました。 私が出会う会社員をなさってる方々の多くは「〜をしたい」ということを考えている方はたくさんいます。 ですが「〜年後には」とか「〜か月後には」という時系列が入ってる人たちはとても少ないです。 学生の方がよほど将来を現実的に考えているなと思いました。 この事実は無理矢理かもしれないですね。

まとめ

15年前くらいには私も学生でしたが、今回お会いしたお2人のようには考えることができてはいなかったと思います(トオイメ また自分が学生をしていた頃とは大きな違いが出てきているのだと知りました。 様々なことを教えてくれたお2人には感謝しています。ありがとう!

第1回MHTノリノリ会@渋谷の報告と反省

イベント

mht-code.connpass.com

「ノリノリ会」とは?

弊社では毎週土曜日に上野で自由参加の自習会を開催しています。 1年前から3、4名でスタートした会が、今では毎回10名以上でワイワイとやってます。 エンジニア業界では人が集まって作業や勉強したりする会を「もくもく会」と呼び、様々な場所で行われています。

弊社のメンバーは静かな場所で静かにやるよりもワイワイガヤガヤと楽しんでやった方がいいという意見が多いので、 弊社ではこの「もくもく会」を「ノリノリ会」と呼ぶことにしました。

来られる方は様々でエンジニアやデザイナはもちろん、生命保険の営業さん、音楽のアーティストさん、 洋服屋で働いている方、平日は事務職に就かれてる方、学生などなど。 ITっぽいことが好き!って人たちが集まっています。 それぞれやられていることも多種多様で、ITの勉強はもちろん、ただ会話しに来ただけの人もいます。 デザイナさんに意見が聞きたい人や、商売・ビジネスに対しての意見が欲しいっていう人、 ただテーブルゲームやりに来たって人もいます。

毎週上野で開催しているのに、なぜ渋谷で開催したのか?

セミナーや日々の交流を通して、上野という立地では交通の便が悪い人たちが多数いらっしゃいました。

決して上野という地域が、駅前が世紀末感溢れて尋常じゃない景観の汚さを誇り、 せっかく東京芸大、美術館、博物館などの文化的なコンテンツがあるのにも関わらず、 本屋がほぼないエセ文化を気取っているなどというディスはありません! 飲食店は線路下の汚い飲み屋か、チェーン店ばかりで美味しいものがないということも関係ないと思います。

大きな理由はどうせ毎週やるなら、月に1回くらいはもっとおしゃれなところでやりたくね? という意見がきっかけだったと思います。

開催して良かったこと

今回は総数18名という、たくさんの人に来ていただきました。

小学生でも参加できる

小学生のお子さんと一緒にプログラムの勉強をなさっている方もお越しいただけて非常に刺激になりました。 2年後には小学校からプログラムの授業が開始されるそうで、親御さんたちも注目されている分野ですね。 小学生が興味を持つもの、小学生が楽しく取り組むことができるものに触れられるのはとてもいい経験でした。 ありがとうございます。

仕事で抱えた問題が解決できた

いらっしゃったエンジニアさんの中には仕事でPHPを使われていて、解決しないエラーに悩まされていた方がいました。 ノリノリ会に来たら詳しい人に聞けて解決するかも!ということで参加してくれました。 さらに嬉しいことにノリノリ会メンバーでPHPが得意な人と話をした結果、問題が解決したそうです。

IT以外でも楽しめる

起業を考えられている方がSwiftの勉強のために参加してくれました。 その方とお話しできる機会をいただけました。 お考えになっていたビジネスの原案がとても素晴らしく、 お手伝いするつもりでポイントと問題を整理しながら話していたら 「すごく具体的になってきました!ありがとう!」と楽しんでいただけました。 僕はビジネスが大好きなので仲間が増えた気がして、とても嬉しかったです。

かつての戦友来場

かつて現場が一緒だったエンジニアさんたちも来てくれて、 久しぶりにお会いすることができた私は個人的にはとても嬉しかったです。

ペアプロの研究が一歩進んだ

社員さんの協力があって、ペアプロの研究が一歩進みました。 貴重な実験結果が収集できました、ありがとうございます。

反省点

場所の選定ミス

今回渋谷で開催するにあたって、当初はdots.さんが運営するConnecting The Dots. SHIBUYAさんで開催することを考えていました。 フリーアカウントで入れるopen seatsがあったので、そこで参加者さんたちには自由に過ごしてもらおうと軽く考えていました。

ところが当日に行ってみると貸切でイベントをやっているので6階部が使用できず、 15名という所帯では利用することができないことが判明しました。 すぐさま別のコワーキングスペースを探し始め、渋谷Portalさんで受け入れてくれることになりました。 急な依頼にも関わらず丁寧にご対応してくれた渋谷Portalさんにはとても感謝しています。

事前に場所を見に行かなかったこととは反省すべきところです。 今後は月に1度の開催を考えているので、場所の選定と準備はしっかりと行います。

Connecting Ths Dots. SHIBUYAさん

渋谷 シェアオフィス x コワーキング | Connecting The Dots SHIBUYA

渋谷Portalさん

guide | PoRTAL Shibuya -OPEN THE OFFICE!

段取りが悪かった

場所の選定ミスということもあり、対応が追われてしまっていつもみたいに 参加者の人たちとあまりワイワイできなかったなーという所感です。 あくまで自習会なので無理にやる必要は無いのですが、せっかくなので人と人を繋げられるように もっと僕自身が動けたなと思います。これも反省ですね。

まとめ

イベントを開催するのって面倒なこと多いなーと思っていて、各自が自由に好き勝手してたらいいのにw なんて考えもありましたが、新しい場所を知ることができたり、その場所じゃないと出会えなかった人や物事があって、 何事も挑戦することに価値はあるんだなと思えました。 次回は反省点を踏まえてもっと余裕のあるイベント運営をします。 まだ日程と場所は決まってないのですが、2月のイベントは同じくconnpassで周知しますのでお楽しみに!!

エンジニアはマネジメントのスキルよりも営業のスキルを上げた方がお金が稼げる

ビジネス IT

弊社のセミナーに来てくれた、とある営業さんから言われた一言。

「エンジニアさんが営業ができるようになったら我々営業は不要なので、 切られないように勉強しようと思ってセミナーに参加しました」

元々私自身が営業職を経験してからエンジニアに転職したので営業さんの大変さはとてもよくわかる。 そしてビジネスにおける営業の不可欠さは重々承知している。 良いビジネス、良い商品やサービスでも営業が破綻していたら商売にならない。

すでにある市場で、能力のあるものがほぼいないので超特殊状態ではあるが、 エンジニアの皆様は営業スキルを覚えてしまえば少なくとも年収は1.5倍にはなる。 エンジニアの方にはマネジメントスキルを覚えるよりもお金になるので個人的に強くお勧めします。 ちなみに営業はコーディング規約覚えるのに似ていて、特殊なスキルなんて要りません。

せっかくなので、なぜ我々IT業界の営業が破綻しているかということについて具体例を挙げて説明したいと思います。 最初に言っておきますが私とこの記事に悪意はありません。 デキる営業さんは本当に尊敬しています。

ケース1:勉強をすることがないので壊滅的に知識がない

これらはネタとしてTwitterでツイートさせてもらっていたがこの業界は営業が壊滅的に知識がない。

分野やジャンルが広いし、情報の更新スピードがとても早い業界ではあると思うが、営業の知識がないレベルは桁が違う。 車のバイヤーが、なんで車が動いているのかを知らないレベルで車を売っているのだ。 トラックと軽自動車を同じ感覚で売り歩いているのだ。 エアコンが欲しいお客さんに対して、USBのホットプレートを持ってくることも普通にある。

お客さんにとって危険なものを売りつけることは当たり前だし、 商品となるエンジニアリングを提供するこちら側もたまったものじゃない。 私の体感値ではあるが営業が知識がないことで迷惑をかけられた経験と、 知識があることで助けられた経験を比較すると99:1だ。 最近では信頼できない営業とは会話をしないで顧客と直接会話するようにしている。 その方が関係者全員が不幸にならないからだ。

知識がないことの原因は実にシンプルでとにかく勉強をしない。 残業ばっかで〜、仕事が忙しくて〜、私は文系出身なので〜と、できない理由を見つけてきては勉強をしない。 とある営業は「会社から月に1度はセミナーに参加しろって言われてて〜」なんて言うから 弊社のセミナーを紹介したのに、たったの1度さえも来たことがない。 もちろん自分で探して弊社セミナーに来られる方もいらっしゃいます。 そういう方はとても信頼のできる営業さんだと私は判断していますので、悪しからず。

エンジニアの技術的な専門用語を使う打ち合わせでは会話にならないし、 プロジェクトマネジメントの用語も知らなければ、自分の仕事に関する法律も知らない。 営業としての必要だと思われる基礎的な話法も、ビジネス用語も、コーチングの知識も知らない。

知らなくてもエンジニアという専門家が何とかしてくれるから無知なままで居られる。 この無知な人たちにIT業界は営業をさせている限り、まだまだ問題は多発する。 いずれは淘汰されるとは思うけれど。

ケース2:自分の頭で考えることができないし、連絡係もできない

私はFAXやプリンタ、電話回線や金融商品と物もプランも売ってきた。 営業を通して顧客や見込み顧客の抱える悩みを解決すると、商品やサービスのあるべき姿が見えてくる。 持ち帰った情報を商品部や、管理部と会話をしてより良い商品やサービスに改善するとチームもお客さんも喜んでくれた。

ITの営業に関しては他の業界の営業と同じように考えてはいけない。 彼らが問題を解決できる能力は皆無に等しいので期待してはいけない。 もし顧客の問題を解決していることがあるとすれば、一緒にミーティングに参加していたエンジニアの力が大きいだろう。 新しい商品やサービスの提案をすることもなく、ただ金額と条件の調整をコウモリのように行っているだけだ。 解決してくれるのは誰かであって営業である自分は当事者ではない。 彼らはお客さんと一緒に、いつでもヒーローを探しているのだ。

ーこんな話がある。 大手金融機関からスマホアプリの内製アジャイル開発チームを作りたいと、 要望があったので相談に乗ってもらえないかと言われ、打ち合わせに参加した。

打ち合わせにはビジネス的にどういうことをやりたいのか、 ビジネスとアジャイルが本当に合っているのかを確認しに行った。

アジャイルはお金も時間もかかり、失敗を受け入れないといけないので、 よくよく社内調整をなさってから始めた方が良いですよ。とアドバイスをした。 私に「ぜひチーム作りに対して監修してほしい」とのことだったので お金は要らないんで知人としてなら相談に乗りますよ、とだけ伝えた。 大きな企業はお金が動くまでに時間がかかるので、 お金にならない仕事ならお請けできないことはやんわりと主張させてもらった。

後日、営業から顧問をするための契約を作っていると言われたが、 「何をやるのか決まってないのにお金なんて出ないでしょ」と話した。 これに対して「打ち合わせするのにも、秘密保持契約などを結ばないといけないので 契約をしないといけない」と言われたのでもう深くは突っ込まないことにした。

しばらくして営業と話すと「提案をしたのだが、監修をする契約は実際にチームが立ち上がってから 入れるエンジニアの費用に上乗せしてお支払いしたいと言われた」とのこと、 「とにかく御社のエンジニアをください」「いなければ探してみてください」と言われ私は苦笑した。

私は「エンジニアを探すにしたって何がやりたいのか、何のスキルが必要なのか、 どんな条件や環境なのかがわからなければ探せないよ」と伝えた。 「じゃあ私がエンジニア探してきますんで提案できるか判断して下さい」と言われたが、 「何を以って適性を判断すればいいのかを私は知らないので、それを教えてもらえないと判断できない」と強く伝えると 「お客さんに確認してくるんで内容をメールにしてください」と半ギレで言われた。

この営業の仕事は一体なんだろうか? 自分の頭で考えることができないだけではなく、自分の仕事さえも放り出している。 我々エンジニアでこんな人間が居たらお客さんからだけでなくチーム内でもボコボコにされる。

この営業さんには丁寧に項目分けした確認内容をメールで送ってあげて、 これがわからない以上は協力できないのでお断りしますと添えてあげた。

ケース3:継続的な取引ができない営業は人を見下している

営業だから今日の数字を追うことは理解している。 今日の数字にならないのであれば時間を割く優先度が下がるというのも理解している。 私も営業の頃は同じように考えて行動していた。 だけど意識的に月に1回は過去の見込み客や、過去に取引していたお客さんに営業していた。 そこから数字が上がると、新規に上がった数字よりも愛着が湧くのでとても嬉しかった。

ところがこの業界の営業は1度でも取引をやめると、エンジニアに連絡してくることはほぼない。 「担当している現場が多いのでエンジニアのことを覚えてられないんですよねw」とエンジニアの私に言ってきた営業もいる。 その場しのぎの数字を出すことに注力している営業が大半なので、いずれボロが出て辞めていく。 こちらが世の中で普通に商売をしていれば、勝手に向こうから脱落していってくれるので楽で助かってます。

また多くの営業はお客さんとのスケジュールを優先をして、 エンジニアとのスケジュールは平気でリスケとドタキャンを繰り返す。 こんな人間がいたら友達でも嫌になる。 そんなことを対等である取引先のエンジニアに対して平気で繰り返しているのだ。 この行動は、心理学上「見下している人間」に対して行う行動だそうだ。

当然のようにその営業が所属している会社の品位を疑うようになる。 だが面白いことに疑った目で見てみると、その会社の他の営業も等しく同じ場合なことが多くて 今では逆に取引先与信として役に立っているので我々にとってみれば怪我の功名でした。

ケース4:業界内外でも困ったちゃん

とあるIT企業グループの人事は営業職の採用は、同じIT業界からは絶対に採らないと言っていた。 シンプルな理由で「使えない人が多いから」とのことでした。 とあるメーカー系のグループの人事と管理職の人たちもIT業界からの営業は絶対に採用しないと言ってました。 シンプルな理由で「仕事ができない人が多いから」とのことでした。

業界の内外でも取り扱いに困っているそうです。 とても雑になりますけど、まぁ頑張ってください。